ザ・ノンフィクション・AKB48と日本人 

フジテレビ 
2015年6月21日（日） 14時00分～14時55分 の放送内容 

ここ数年、テレビや雑誌で目にしない日はないと言っても過言ではないAKB48。 
若者たちは彼女たちのファッションや言動に魅了され、「推しメン」や「総選挙」といった言葉が年配層の日常会話にも登場する。 　 

過去にもスターを夢見る少女たちを集めた松竹歌劇団や、現在でも人気を誇る宝塚歌劇団があるが、 
その舞台の裏側に秘められた内幕までもショーアップし、残酷なまでの見世物に仕立てあげたことで、AKBは世間の“圧倒的な"支持を得た。 　 
そんな熱狂の中心にいる“主役"、メンバーたちの棲む世界、そこは「出来得る限りの公平さ」と「厳しい掟」が支配する、競争社会だ。 　 
夢を叶えるために戦う少女たちの姿は勝者も敗者も差別なく晒し出され、その綺麗ごとではないリアルさが先の見えない世の中で行き場を見失った若者のエネルギーを吸収し、 
偽善的な平等や公平さに飽き飽きしていた大衆をも巻き込んだ社会現象となっていったのだ。　 
「会いに行けるアイドル」として常に厳しい視線を浴びるメンバーたちには、当然ながら人知れぬ苦労や悩みもあるだろう。 
それでも「センターポジション」という唯一無二の高みを目指し日夜汗を流し、喜び時には涙する少女たちの恍惚とは何か? 　 

番組ではAKB48に人生をかけたメンバーの知られざる生活を密着取材。 
「なぜ日本人はAKB48につかまったのか!?」それを追跡すると現代の日本人の姿が浮かびあがってくる。 

語り 
武田祐子(フジテレビアナウンサー) 
http://tv.yahoo.co.jp/program/4388356/